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くるみが走っていったあと、隼人が話しはじめた
「あの子、さっき、三人の男に襲い掛われてたんだ」
龍之介が顔色をかえる
「なんだよ、それ、許せねえな」
大和はずっと無言のままだった
「あの子のこといじめてただろ?きっとあの子、大和が指示したと思ってるよ」
「俺は、そんな指示だしてねぇよ、」
小さい声で呟いた大和に優しい顔で隼人が言った
「うん。わかってる。大和はそんなことはしない」
呆然としている大和の方を龍之介と隼人がやさしくたたく
三人は静かに歩きはじめた
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