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「あ、あの、宮下様、何か不満でも」
教師が焦っている。
腰の低い教師をみながら納得いかない顔で宮下くるみは言う
「先生は教師でしょ?なぜ、生徒に遠慮してるんですか?それに、ここは学校でしょ?なんで、こんなわがままな教室があるんですか?私は普通に学びたいんです。一般の教室にしてください。」
「しかし、宮下様「宮下様じゃなくて、私は生徒です。生徒に様付けは必要ありません」
「お前、ばかじゃねえの?」
それまでだまっていた大和が口をだした。
「何えらそうな事いってるの?お前だって金持ちの令嬢だろ?意味わかんね~」
大和の言葉に宮下くるみはバカにするような目で笑った
「ばかはあんたでしょ、私はあんたみたいなのが一番嫌い」
宮下くるみの言葉に大和は絶句した
今まで、俺にこんな暴言はくやつなんていない、この女、俺が誰だかしってるのか、
「お前、俺をだれだと「あんたなんかしらない」
大和の言葉をさえぎって宮下くるみは、教師と外へ出ていった
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