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『はぁ…はぁ……』
どれくらい走っただろう
学校を抜け出して
自分が一人で暮らしているマンションまで来てしまった
やっぱり…春人にとって
俺は…遊び相手くらいにしか思われてなかったんだ
学校に戻るのも嫌だったから部屋に帰ってベッドに倒れ込む
『っ…ひっく……っ…春人…』
涙が止まらない
改めて思う
こんなに苦しいのは
本気で春人が好きなんだ
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