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『…おし!帰るぞ夏美っ!』
僕は夏美の手をとる。
『え…あ…っうんっ!
咲ばいばいっ!
手紙書くからっ!』
『うん!お幸せにーっ!』
咲は笑いながら僕らに大きく手をふっていた。
帰り道
桜らがはらはら舞っていた。
『ねえ夏美,さっきやきもちやいてただろ』
『え…っ
バレてたかあ』
クスッと夏美が笑う。
『バレバレ』
クスっと笑い僕は夏美の頭をなでた。
『夕太っ!大好きだよ』
『オレも』
僕達は軽くキスをして
手をつなぎ
桜並木を歩いていった。
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