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ロキシ「出来るさ。すべてが終われば…な」
キョウコ「…そうね。祈りましょう…あの子達に幸せな未来が来ることを」
一方ショッピングモールに行った三人はお土産を見たりしていたが結局何も買わずに終わった
ソフィア「どれもイマイチだったなぁ」
カイト「そのわりに結構見てたけどな」
フェイト「本当に…」
ソフィア「それよりも早くおじさんとおばさんのところに行こうよ」
カイト「そうだな」
フェイト「それならこっちのほうが近いんじゃないのか?」
ソフィア「向こうじゃないの?」
フェイト「いや、こっちだろ」
シュン
??「ふぇ?」
カイト「はぁ…」
ソフィア「ほらね♪やっぱり違った」
??「お兄さん達誰?あっ!!もしかしてファン!?」
フェイト「え!?」
すると素早くフェイトの後ろに回り込みペンを取り出した
??「『フェイトちゃんへ。幻惑の妖精、スフレ・ロセッティより』…っと。はい、出来上がり」
カイト「あ~あ…」
フェイト「な…何書いてるんだよ」
スフレ「何ってサインだよ。このスフレちゃんの♪」
ソフィア「ちょっとあんまりじゃない。このシャツまだ下ろしたてなのよ」
スフレの表情はみるみるうちに曇っていった
スフレ「えっ?お兄さんあたしのサイン貰いに来たんじゃなかったの?だってあたしてっきり…」
肩を落し更には膝を落し頭も下げて床にうつむいた
スフレ「ついに栄えあるファン第一号がやってきたかなって思ったのに…」
床に指でひたすら円を書き続けているといきなり立ち上がった
スフレ「まぁ明日初デビューだからおかしいとは思ったけど…じゃあ何の用?まさか泥棒!?」
すると部屋の奥から二人の男が現れ不信な目でフェイト達を見た
フェイト「違う違う!ただ入るところを間違えただけだよ」
スフレ「それならそうと早く言ってくれればいいのに」
カイト(言う暇が無かったんだけどね)
フェイト達三人はため息をついた
しばらくスフレと奥から出てきてた大男のゴンゾーラとピエロのバジルの三人と話をしていると地面が少し揺れた
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