第一章

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ソフィア「地震?」 フェイト「ハイダは地核変動や恒星活動が安定してるから地震なんて起きないはずなんだけど」 その瞬間更に大きな揺れが六人を襲った ビービー 「警戒警報、警戒警報。現在ハイダ四号星は未確認航宙艦による攻撃を受けています。一般市民の方は速やかに従業員の誘導及び、お近くのコンソールに表示される情報に従い避難を開始してください。繰り返します…」 カイト「くっ…どうゆうことだ!!何故ハイダが!!」 フェイト「落ち着くんだカイト!!とりあえず避難するぞ」 ソフィア「うん!!スフレちゃん達も早く!!」 カイト「急ごう!!」 トランスポーターを使い緊急避難通路に出ると片側は火の海になっていた フェイト「そんな…」 カイト「どうしてこんなことに」 ソフィア「おじさん!!おばさん!!」 ロキシ「おぉ!フェイト、カイト、ソフィアちゃん!無事だったか」 フェイト「母さん怪我してるのか?」 キョウコ「ちょっとぶつけただけだから大丈夫よ」 カイト「それならいいけど」 「皆さんお急ぎください!!この奥です!!」 フェイト「父さん…これは…もしかしてアールディオンの攻撃なのか?」 ロキシ「いや、違うだろうな。あの兵装からして恐らく…」 カイト「アールディオンじゃないとすると…バンデーンか!?」 ロキシ「多分な…」 ドォォォン その時背後から爆発音が響いてきた 「くそっ!!もうこんなところまで来たのか!」 「食い止めろ!」 「皆さん急いで奥へ!!ここは我々が押さえます!!」 そういいながら列を整理していた兵士が銃を構えながら言った ソフィア「早く行こうよ!!」 フェイト達が駆け出そうとした瞬間荒々しい足音、更には銃声と共にいくつかの人影が通路へと駆け込んできた そして姿が完全に見えるとその異形さに目を奪われた 大きく白い頭部はかぶり物のようだが青い目が瞬いた瞬間顔そのものだと分かった 表情のない二つの目の下にはエラのような器官がありびくびくと動いていた
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