第一章 特別部隊『0』

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ギルド(なに!!どこだ!?) ギルドは視界を奪われながらも見失ったレナを探す ギルドの前方の水蒸気に人影が映る ギルド「そこか!!フレイムシュート!」 火球を放つが人影はビクともしない ギルド(ん!?) さらに火球を放つも人影は動かない ギルド「ふん、こざかしい真似を!!我が求むは灼熱の吐息、 吹き飛ばせぇ!フレイムブレス!!」 ギルドは中級魔法で自分を中心に灼熱の風を巻き起こし辺りの蒸気を吹き飛ばした レナ(今だ!) 死角からレナが飛び出す 手には矢を真ん中辺りで折って小さな槍状態にした物を持っている レナ「!?、いない!?」 しかしギルドの姿はすでにその場になく戸惑うレナ ???「惜しかったな」 後ろを振り向くとギルドがいて拳を振り上げていた レナ「!!」 レナに当たる寸前で止まる拳 ギルド「ふぅ、チェックメイトだ」 そう言って拳を開くと軽く微笑みながら手を差し伸べる ギルド「…立てるか?」 レナ「は、はい///」 レナは腰を抜かして座りこんでいた レナは赤くなりながら手をとり立ち上がる レナ「すいません…///」 ギルド「狙いはよかったが… 死角からの攻撃は最も警戒すべき事、特に近距離をあまり得意としない俺達にはな。 水分身で前方に気を引いて…ってのは戦闘経験が少ない相手や知能がある程度低い魔物などには有効な手かもしれない。 だが相手の戦い方や動きを見て経験値を知り、その上で裏をかく事も必要だとゆう事も覚えておいた方がいい!!」 レナ(!?、さすがは教官、全て読まれていたのね…) レナ「…はい!!」 レナは少し落ち込みながらも顔を上げ返事を返した
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