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『なっ、なんで保健室にっ!?』
『教室で倒れたんやでぇ?覚えてへんの?』
『…もしかして、棘が運んでくれたの……?』
『あぁ。
せやけど挧月ちゃんって…』
『僕がどーしたの?』
『やっぱり、なんでもあらへんわ…//』
いきなりそっぽを向いてしまった棘の頬がほんのり赤く染まっているように見えた
熱でもあるのだろうか?と挧月はそう思い深い追求はしないことにした
『えっと‥そ、の…棘、ありがと‥//』
『ええよ。
俺、挧月ちゃんを守るって約束したさかい』
恥ずかしそうに礼を言う挧月はどこか可愛くって愛しく感じてしまった
『…あっ』
『挧月ちゃんどないしたんや?』
『入学式…』
『∑∑あ゛っ…』
入学式には間に合ったとか間に合わなかったとか…
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