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セフィロスはトラヴァースタウンを後にワープをした。
この世界のどこかにいる宿敵
クラウドを探しに。
「再び絶望を贈ってやろう……
ぐっ!?」
セフィロスの頭に衝撃が走る。
何かにぶつかったわけではない。脳に何かが走った。
「………」
セフィロスは気を失った。
この時、彼の頭からは
一年前の出来事が消えていた。
覚えているのは
英雄だったこととクラウドを探していることだけだった。
地面に足が着く感覚。
ゆっくりと目を開ける。
「オリンポスコロシアム……」
そこは闘技場だった。
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