君が一番

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しかし、いつまでもこうしている訳にもいかない。 正直にいって、いつも時間になると率先して立ち上がる煌夜が気もそぞろにしているのは正直かなり不気味で、出来ることなら近寄りたくもないけれど 仕方ない。 「煌夜! そろそろ妖退治の時間だ!」 時間がおしているのだ。 これ以上遅くなるのは、さすがにまずい。 しかし、それにすら気づかない様子で 煌夜は携帯をチラチラと眺めてため息をついている。 それに祓は、ついにキレた。 煌夜の携帯をひっつかみ、目の前にズイと近付けたのだ。 煌夜も、さすがにこれには気付いたようだ。
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