破滅の邪神
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火の玉が邪神の手の上でどんどん巨大化していた。 「クククッ。どうした~?魔法で対抗して来いよ~。」 「ゲスが‥‥。ふん、魔法なんぞ無くとも貴様は倒せる。撃たれる前に斬ればいいだけだ。」 シンのスピードは人間の域を越えていた。剣先に意識を集中し、邪神に切りつける。 「ハハッ!焦んなよ!」 邪神は左手に剣をもちかえて、その剣を払う。
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