第1章 英雄希望①

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ヨシュアとスフィア。   彼等が今同じ場所にいるこては、偶然なのか…必然なのか…?   再び『運命』という名の星が、動こうとしていた。   空を見上げる『導く者』が小さなため息を吐く。   「まったく…。隠居すらさせてくんないわけか」   長い黒髪をかき揚げる。   幼い顔立ちにしては、漂う雰囲気は落ち着いといた。   「さぁて…行くか」   独り言をいいながら、歩き始める…。       その道の先は希望か絶望か。   再び動き始めた『何か』に対抗しうる力となるのか。   それはまだ、誰にもわからない。
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