《万象》
蒼葉柊縁が有する先天性特殊能力の一つ。正式名称「存在創造」。「森羅万象の具現」「神の欠片」等の別称が多数ある。魔法学界では「万象」で通じる。この能力は「魔法無効果」のように無意識下で発動せず、保持者の意思によって発動し扱い方が魔法に近く一風変わった戦闘には不向きな特殊能力に類する。
名称通り、存在を創る能力。その幅に上限は無く、使い手の想像力が全てになり、魔力が創造物の構成材料になる。ただ創ることが不可能なのは生物と魔法である(生物でない有機物は創れる)。出現位置は保持者を中心とした最大十メートル圏内。また一度座軸を固定すれば離れた場所でも出現することが出来るが、一回限りとなる。
万象の発動工程を簡単にまとめると、
①〔固定〕出現したい座軸を決める。
②〔設計〕保持者が創りたいものをイメージし鋳型とする。
③〔形成〕それに必要量の魔力を流し込む。
④〔変換〕純粋な魔力が物質に換わることで能力発動となる。
尚、創り出したモノは保持者の隷属なため、存在を留めることも消すことも自在である。
能力は強力とは言い難く最弱と言っても過言ではないが、緻密な魔力操作や物の構造理解、把握具合等に作用されやすい能力であるため、保持者次第で最強にも最凶にもなれる能力である。
なお、現在に残る文献での推測であり、能力の全容を把握しているのは能力保持者のみ。この項目に記載したもの以外の能力が存在する可能性は十分にある。
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