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「心配しすぎだよ。あいつも男なんだから平気だろ」
「しっかりしてそうでも、子供だよ!?」
「ちょっと放っといた方が、逞しく育つって!」
「取り返しのつかないケガとかしたら、どーすんのよっ!」
「俺があいつくらいの歳の時は…」
「夕羅と一緒にしないでよねっ」
ぎゃあぎゃあと議論中のあたしたちの所へ、架那がニヤニヤした表情で表へ出てきた。
「アンタたち……まるで夫婦の会話みたいねぇ」
「「…えっ?!」」
二人同時に、架那の方を向く。
ふっ、夫婦て……。
な、なんか恥ずかしくなってきた~~~っ!
「ところで、もしかして蒼大捜してるのぉ?心当たりあるんだけどぉ」
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