世界中の誰よりも…

夢

キーンコーンカーンコーン。

最後のチャイムが鳴り終わり、俺は完璧に部活スイッチが入った。

『健士ッ！！行くぞッ！』

かばんを持って準備万端。

健士はもたもたしてるのを待ってると、

『ほんと、明は野球バカなんだから。どうせ、まだ１年なんだから試合出れないでしょ。』

『なに言ってんだよ。今日からブルペンでピッチングするんだよ。期待されてるからな♪』

俺は小学校からずっとエースで活躍してた。

だから野球だけは自信があった。