キミコイ

さみしくなんかないやい

「モックもさー、正月なんだし、お雑煮くらい出せばいいのに」

　駅前まで戻ってきて、そこそこ客が入ってるモックに男４人でご入店。カウンターのお姉さんの笑顔がまぶしい！

　さみーから、あったかい飲み物と朝モックのセットを４人前注文する。なんかハチミツが練り込んだパンにソーセージとベーコンにチーズ、んでもってトマトにレタス、ハンバーグが挟んである朝にしては有りすぎるボリューム！いや、食えるけど、さすがの俺も思うよね。考えたヤツぜってーメタボリック人だって。ソーセージにベーコン、ハンバーグってどんだけ肉好きなの！？

　ちょっとメニューに文句つけながら、店の一番奥にある４人席で朝モックを胃に入れました。あんま美味くねえ。失敗だな、コレ。

　ケンケンやタケ、アッチャンもビミョーな顔して食ってた。つうか、味どーのこーのの前に挟み過ぎてかじった瞬間、大爆発すんの！ボロボローって！うん、もうこれはハンバーガーじゃねえよ。

　モックには食い終わってからもダラダラ居続けたんだけど、さすがに一睡もしてねえのはキツくなって、エーエム７時に解散！

　結局、何しに家を出たのかわかんねえまま、家に戻ることになってしまいましたよ。

　ケンケンとタケ、アッチャンと別れを告げた一人な帰り道。

　家帰ったらまず寝て、そんで起きたらお雑煮とおせちの残り食おう、とか計画立てながらぷらぷら家まで歩いてたんだ。