不思議な声
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どのくらい目を瞑っていただろう。 僕は目をそぉっと開けて見た。 そこにはなんの変哲もない、最後にみたままの姿の木があった。 空はさっきまで夕方色に染まっていたのに、いつの間にかまた青空に変わっていた。 なんだったんだろ-と僕は首を傾げた。 すると誰かから肩をたたかれ、僕は振り返った。 振り返るとそこには男の子がニコニコ笑って立っていた。
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