不思議な男の子

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男の子は眼鏡をかけていて、白のTシャツにオーバーオールといった格好だ。 年齢は僕よりも3、4こ下だろう。 男の子はずっとこっちを見ながらニコニコしている。 僕はどこか見覚えのある子だなぁと思い、話かけようとした瞬間、その男の子のほうが少し早く口を開いた。 『お兄ちゃん、なにしてるの?』 無邪気で可愛らしい声だ。 『僕のお友達とお話してたの?』 僕はお友達って誰だろうと思い、聞き返した。 『??お友達??』 すると男の子は 『うん。僕のお友達。その木は僕のお友達だよ。いつも昔の話とかしてくれるの。もぉ数百年は生きて来たって。』 おかしな事を言う子だなぁと思いながらも、尋ねてみた。 『』
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