17人が本棚に入れています
本棚に追加
/132ページ
この2人からはそんなものが感じられない。
まだ幼いからなのか、落ち着きがなく先ほどからキリトの周りをピョンピョンと跳ねたり回ったりしている。
「ねぇねぇ何してるの?」
「ねぇねぇ何してたの?」
繰り返すように話をしてくる。
ルークとルージュは双子なのか一定の距離をたもちながら動いている。
「君たちこそ、なぜこんな森に…」
「ここは僕たちの森だから」
「ここは私たちの森なんだよ」
双子のエルフは可愛らしい笑顔を見せ、自分たちの里に案内するとキリトを誘った。
最初のコメントを投稿しよう!