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正確には強引に連れて行かれたというべきか。
どこにそれだけの力があるのかと思わせるぐらい引っ張られて歩く。
疲れ知らずの双子のエルフに連れて行かれること数分で広く開けた空間が現れた。
樹が中央を囲むようにしなっている。
「着いたよ!」
「着いたの!」
ルークとルージュは口々に着いたと言うが、家らしきものは見当たらない。
「着いたって…いったいどこに…」
さすがにキリトもからかわれているのではと思い、2人に聞こう振り向いた。
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