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「エルフ達は心優しい種族なんだ…本当なら人間や他の種族に守られるように生活しているはずなんだよ。そのお礼にエルフ特有の治癒の力で怪我を治したり、薬を作ったり…この里のエルフもそうだったらしいよ」
色々な事を話てくれるトークンもお人好しなのか…自分の素性も知らないのによく話せるなとキリトは感じてしまった。
そんな事を考えていると着替えが用意され、慌ててその服に着替える。
少し着替えるのに手間取ったがなんとか着替えられた。
不思議なくらい着心地のよい服でまるでキリトの為に作られた服のように感じた。
「すみません、遅くなってしまって…」
「…わぁ!キリトよく似合ってるよ!やっぱりトークンさんは凄いね」
ルージュはトークンと向かい合った席からキリトの方へ駆け寄り、手を引いた。
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