最強

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『む、無理無理!いくらなんでも相手が…』 「あ?テメェそれでも男かよぉ?ちゃんと“ピー”付いてのかぁ!?オレのかんわぁい-い妹がどこぞの知らねー馬の骨のヤローに捕られて良いって言うのか?もし、捕られたらどう責任取ってくれんのかぁ?その時はテメェの“ピー”ちょん切るぞ?(笑)」 あのぅ、ウミ君…目、目が笑ってないんですけど。ていうか、公衆の面前でなんて事を言っちゃってんの!? マジ?マジっすか!?俺ピンチ? でもソラも健全な17歳の女子高生だし、お年頃なわけだし、人の自由な恋愛に首突っ込むわけにはいかない。 やっぱり、付き合うならカッコ良くて、頼りになる奴の方が良いってわけで、やっぱり返事は 「どこまでですか?」 …はい?遂に俺の耳は狂ったか。じゃなくて “どこまでですか?” 可笑しいだろコレ!明らかに可笑しいだろ!!返事の仕方可笑しいだろ!!意味が分からない!普通は 「はい、喜んで」 とか 「実は私も付き合って欲しかったんです」 とかだろ!!ソラ。君って奴はなんてカワ、じゃなくて、不思議な奴なんだ。 しかも、隣でウミは 「アイツいい気味だぜぇ。やるなぁソラ。やっぱり流石俺のカワイイ妹」 と、クスクス笑っていた。
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