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気が付くと、目の前には小さな小屋があった。
あぁ、俺は夢をみているのだな…と、なぜかこのときはわかった。
明晰夢と言うヤツか…面白そうだな。
俺はあたりを見回してみた。
小屋は丘の中腹に立っている。だいぶ高い位置にあるようだ。なだらかな斜面が下へ、下へと続いている。
いくつかの民家や牧場を従えた裾野は…やがて、湖へと沈んでいった。はるか下の方には巨大な湖がある。
青く美しい湖の彼方の岸には白い山脈があった。
山脈の向こうにはさらに青い空が続いている。
なかなかの絶景だった。
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