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「てるてるぼうず」(詩)
弾けては消える雨をBGMに
僕らの物語は進んでいったね
君は
六月の花嫁
ジューンブライド
ごめんね
幸せになんて出来なかった
苛立ちはやがて訪れる別れのときを演出する前座で
窓辺に吊るしたてるてるぼうずだけが見ていたね
早く晴れないかなって
二人で作ったのに
結局
二人の別れを見届けることになったね
二人で作った君だけが
見ていたね
六月の花嫁
さようなら
さようなら
また会いましょうとは言えないけど
だって
まだ苛立ちは渦巻くから
窓の外
BGMはもう止んだ
僕のBGMはまだ止みそうもないけど
「愛し合ったのに」
一人呟いたのは誰?
***
作詞っぽく詩が書きたかったんだけど、玉砕。
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