第一幕

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「さようなら」(詩) 良いよ 俺の傍から離れても そういう運命だったと 諦めれば良いだけの話 共に道を歩む事は出来なかったね けれど 鮮明に残るから 君が言った 好きも 嫌いも 君に言われたならば それは俺にとって真実だから だから良いよ 俺の傍から離れても 君が俺にしてくれる 全ての仕草が真実だから だから良いよ さようならなんて 陳腐な別れ方じゃなくても構わない ただ罵倒されるだけの別れになっても それでも 心はさよならを告げているから さようなら 心の中で呟くから 陳腐な別れ方は止めよう さようなら なんて言われたら泣いてしまうから けど 君の前では泣けないから 何も言わない別れは俺の最後の強がり さようなら さようなら (こんなに女々しい俺を愛した君へ) *** 失恋系が書きたかったんだけどなぁ……?
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