END

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どうしてこんなに辛いんだろウ?  抜け道のない暗い洞窟に   1人ぽつんと   寒い寒い雪の夜に   あなたに逢いたくなった   そんな想いは届かずに   あなたは僕ではない誰かの   隣で笑顔と涙を見せた   僕の想いに気付いてほしくて   悲しみの底からはい上がる   こんな一人舞台を誰が見てるんだろう   想いはいつか響くものなのか   それは誰にも分からないよ   でも僕はがむしゃらに   この洞窟から抜け出そう   そんなふうにそんなふうに   悲しみの過去を思い出して   幸せの過去を想いだして   浮かぶのは歩いてきた足跡だけ   先の事はなんにも分からない   神様も知らない洞窟の抜け道   僕は結局自分から   ここでうづくまったよ   あなたのまえから消えようと   あなたに嫌われたいと   願ったんだよ   これから先のことなんて   もう考えたくないけど   ただあなたを愛してる   辛い想いと楽しい想い   どっちをおおくあなたにつたえられただろう   そんなこと言う権利もない   あなたはあなたらしく   生き抜いて欲しいの   君が幸せならば        ここ 僕はずっと洞窟にいるよ   出口なんて探さない   君の幸せをねがうことしかできない   弱い男なんだね   でもあなたを1番愛すことができるのは僕なんだよ   あなたを抱きしめるとき   僕は世界で1番強い男になるんだ   僕の悲しみの先に幸せの未来があっても   君の苦しみの先に幸せの未来がないなら   僕はこの未来をあなたに譲るよ       クラヤミ  僕はこの洞窟で待ってるよ   今度はちゃんと   待ってるよ   たとえ誰もこなくても   ここで死にたいんだ   なんて強がりはいいたくない   本当は君と一緒にこの暗闇を 抜け出したいんだ   素直になりたいと想っても   プライドってやつが邪魔をするんだね   本当に自分が自分ぢゃないみたいなんだよ   大好きなんだよ   きっとあなたに届くはずだよね   きっと この想い きっと   End.  
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