第1章 空から舞い降りた女神②

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「その言葉…信じていいんだね?」 「もちろんですわ!都の財を守るのも、わたくしの仕事でしたから」 「うっしゃぁっ!」   ガッツポーズをし、アイラはガバッと立ち上がった。   「そーゆーことなら(お宝のために)あんたをダウィス島まで連れて行こうじゃないの!」 「ほ、本当ですか!?」 「おうよ!女に二言はない!!」   どこまでも現金なアイラだった――。       さて、旅立つにも準備がいる。   残ってる食材を売り払ったり、畑を整理したり…。   細々とした準備を整えるのに、2、3日かかった。   その間、ヘスティアは当然アイラの家に泊まり、ぽつぽつと、文献には載っていないような話を、アイラに聞かせてやった。
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