泣いた赤鬼

山をこえて

赤鬼「こんな僻地まで逃げてきてしまった…はぁ、あの三ツ石神社の神様恐かったなぁ」

えっさ…ほぃさ…えっさ…ほぃさ

赤鬼「ん？なにやらちかくで声がするぞ。山奥なのに人が住んでるのか」

ガサ …ガサ…ガサ

村人Ａ「ほりゃ、もぅいっぽだべょ！！」

村人Ｂ「すぅこすゎ休むとすっぺぇ～腰に来てますね」

村人Ａ「んだなはぁん。休むか」

赤鬼「こんなところに畑？ということは村があるのか」

赤鬼は盛岡市の村での悪事を後悔し、この村のみんなと仲良くなろうと試みた。