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チュン チュン チュン
日が昇ると同時に赤鬼の羅刹は目を覚ました。
赤鬼「ふぁ~っ…ぁ、明るくなってるゃ。川まで行って顔洗ってくるかな。」
ざっ…ざっ…ざっ…ざっ…
赤鬼「それにしても小枝が多い茂みだな。もしかすると…お、やっぱりあった。」
赤鬼の羅刹は茂みの中で茸を見つけた。
赤鬼「おいしそうだ。あっちにもある、今日の朝ごはんは焼き茸だな」
わぁ~ん!ぅわぁ~ん!おがぁぢゃ~ん!!
赤鬼「あっちの茂みで子供が泣いてる声がする、…道に迷ったんだ。きっとそうだ」
赤鬼の羅刹は村まで送ってあげようと子供に近づいた。
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