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エピローグ
……そっと目を開けると雨は止んでいた。
「もう少し旅を楽しんで来れば良かったかな?」
自然と顔は笑みを浮かべていた。
「…楽しむ?…」
そう…。結局最後は妄想の中の時空の旅を楽しむ様になっていた。
旅先で出した宛の無い手紙はもう皆さんに届いた頃だろう。
「私も受け取ったよ。」
「明日の天気は…晴れかな~?」
妄想の中の時空の旅に終わりは無いし、きっとまた訪れる街なのではないだろうか…?
明確な答えは何時も出ません。
でも私の心は晴れました…。
…後悔とは思い出の中に潜むつまづいた心なのかも知れません…。
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