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彷徨う未来
「ここは何処だろう?…」
周りを見回すと沢山の幾何学模様をしたタワーが空へ伸びています。
「…私が思う未来像…?」
どことなく懐かしい空気が辺り一面を覆って、ここから先に行かせないかの様に記憶の扉をノックしています。
「誰…?…いや…何…?」
自分が信じた仮想が空へ空へ伸びてゆけば、やがて太陽に手が届くと信じた古代ギリシャの数学者の遺言通り、科学は神の仮面を被り今もここに居ます。
「何だろ?…この扉は…?」
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