エピローグ

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「…俺、やってみようかな。けど、大学行きながらだと難しいんじゃ…」 最もな意見に、しかし翔は笑みを浮かべる。 「大丈夫。俺も大学行きながら今の仕事続けてたし。無理じゃない範囲で働いたらいいんだよ」 「じゃあ、やります」 にっこりと笑って、翔の申し出を受け入れた。 隣で楓はふてくされた表情を浮かべているが。 「…聡吏くんがいいならいいよ」 「お許しも頂いたところで、さっそく明後日から来て」 「早っ!まだ高校行ってるんですけど…」 「大丈夫大丈夫。終わってから来て。最近、泉水がやめてから忙しくて」 「引き継ぎちゃんとしたのに?」 不思議そうな表情を見せ、小首を傾げる。 「…ごめん、あの人使えない…」 「あ~…やっぱり?」 2人は同時に深いため息をついた。 「まぁ、そういうわけで明後日から働いて」 「わかりました」
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