悪魔参上!!

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ほんとは沙世に入ってほしかったけど 習い事を二つも抱えている沙世に そんなお願いはできなかった。 「楽しみなんだねっ」 沙世がにっこりと笑った。 私の目には、 沙世の後ろに 色とりどりの花があるような 幻覚が見えた。 「…花綾??」 沙世の声にはっと我に返る。 「うん! すごく楽しみ!」
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