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「あそこに座っているプリティな子は、アナタの妹なの?」 ぷ、プリティ? 「え、あ、はい。そうです。」 赤い唇が、意地悪そうにつり上がる。 「あのクリクリした瞳に抱きしめたくなるような可愛らしいあの身体…ウフフ。」 先生…目がスゴく…怖いです。 あと体を身体って言うな。 「後で妹さんとお話したいから連れてきなさい。」 「は!?」 「問題ある?」 突然、目が蛇のように鋭く変わる。 こうなったら、逆らえない。 「そうと決まったらこんな陳腐でくだらないミーティングは終わりよ! 解散!!」 くだらない!? 今、部活の一貫であるミーティングをくだらないって言ったよこの人! 顧問なのに! 美咲先生はミーティングが終わると同時に姫瑠の所へダッシュしていった。 そのスピードたるや、どこぞのサイヤ人の瞬間移動のごとし。 「おい、後で妹さんを紹介しろ」と向坂。 ここぞとばかりに向坂に続く野郎ども。 同級生の田中、葉山、佐野、矢島、脇田、神田。 先輩の秋山、馬場、千葉、工藤、菅原、新藤、野木、安藤、etc.(順不同)………って多いわ! なんだよ!ロリコン率百パーじゃん! あ―失敗した! 入る高校失敗した!
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