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「検査結果は後日郵送らしい。うわぁ脳細胞潰れてて期末悪かったらどうしよう」 病院を出て、夕暮れの道を歩きながらひなたがそう言った。 「あれ以上点数下がらんやろ」 亮ちゃんが相変わらずニヤニヤしながら言って、それを見たひなたはシャー!と野良猫よろしく威嚇するポーズを取ると、うるさい!と怒鳴った。 「錦戸もあんまし変わんないじゃん!」 「アホ、10点代と20点代の差はでかいんじゃ」 「いや、どっちにしろ赤点やから」 珍しくたつよしがツッコミを入れたかと思うと、 「ほなまた明日」 と手を振った。 突然何事や、とまわりを見回すと、いつの間にかかなり歩いてきたらしくたつよしの家の前だった。         
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