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その後の世界は正に地獄。
人々は絶望し、希望は消え、明日を待ち望む者は誰ひとりいない。
と誰もが思っていただろう。
しかし、人は皆誰もが希望という種を持っているものだ。
神々は人間を憎み、彼らに闇を向けるようになった。
闇の正体、それはモンスター。
闇の世界より連れてこられたそれは、神々に従いただ人間を襲った。
そんな最悪の世界に一筋の光が見える。
人々はそれを救世主、勇者と読んだ。
勇者は仲間5人を連れ、神々を倒すべく、魔界へと旅立った。
倒すべき邪神、グラスノーチス。
魔王と呼ばれる者だ。
その邪神はどの冥界の神よりも強く、天界の神さえも手が出せなかった。
しかしそんな神に勝つためには、どうしても光の力が必要だった。
彼ら勇者一行は数々の試練を通過し、天界の神に認められた。
天界は勇者一行に力を与え、祝福を送った。
その後、勇者一行は魔王を倒し、世界を救った。
天界は魔界を封じ、天界、人界、魔界と三つに分け、それらの世界が交じり合わないようにある誓いを立てた。
「魔、開かれし時。天、力を与え。人、魔を討たん。」
その後、人間を認める種族が人界に戻り、数百年、数千年という平和が訪れる事となる。
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