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「ふぁー」
なんとも間抜けな声を上げながら木陰に寝転がっている少年がいた。
そして少年が寝ている場所。ここはレギレタリア魔法学校の裏庭、そして今日は入学式。
気持ちいい風を受けながら大きな欠伸をしている少年は木陰で居眠りを始めた。
この世界には5つの魔法学校がある。
魔法学校って言ったってそれだけを教える訳ではない。
剣や銃、槍など様々な武器の中から選び、担当の先生が教えてくれる。
そんな学校だ。
そしてレギレタリア魔法学校は城の中にあり、とても広い学校だ。
城下町が学校を中心に広がっている。
世界に散らばる魔法学校には、魔力が高いものや武器の扱いに長けたものなどが優遇されるが、ある程度魔力があれば入れる。
すると一人の少女が木陰で眠っている少年に言う。
その少女の身長は女の子にしては高く、足や腕はすらっと長く綺麗な色をしている。
そして髪は背中まであるくらいの長さで、色は綺麗なピンク色で少し赤色に近い感じがする。
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