✨4月-入学式-✨

14/14
前へ
/30ページ
次へ
キーンコーン🎵 カーンコーン🎵 ひとしきり挨拶を済ませた時、予鈴が鳴り響いた。 「わっ❗やばい‼教室行かないと…」 そう言いつつ志万は、子犬をこのまま置いていって良いのか悩んだ。 きっとチャバもそれは同じで、二人とも困った顔をしている。 「んじゃ、こいつは俺が安全な場所で預かって貰とくよ~(*´∀`)🎵✨」 子犬と戯れながら、X"はすくっと立ち上がりすたすたと教室とは反対方向へ歩いていく。 「え⁉ちょ、それどういうことだよ⁉⁉」 歩いていくX"の背中に、チャバが慌てて叫んだ。 「大丈夫だって✨俺、ここのえら~い人とお知り合いだし🎵悪いようにはしないからさぁ~🐶(*>∀<)ノシ✨✨」 そうドップラー効果を聞かせながらX"はさっていった。 「……だっ大丈夫かな?😓」 「……まぁ、信用するしかないか💧 とりあえず、事情は後で聞くとして、俺達は先に教室行って事情説明しよ。あいつも遅れて行くと思うしさ」 「そうだね。そうしよ❗」 そう言って二人は急いで教室に向かった。
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加