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空を見ながら帰ろうかなんて思い空を見上げたんだ
青い空をね
空には雲がなくて青いじゅうたんがひかれてたんだ
空の青さに思わず頬に涙が流れてひんやりと冷たい
気がつくともう月が出てたんだ
丸い月がね
月は独りで寂しそうに光ってたんだ
周りに星はなくて…
「僕はここにいるんだ。」って感じで
何故だろう
そんな彼に僕は僕を重ねてしまう
ねぇわかる?
僕はここにいるんだよ 君の近くに
手を伸ばせば届くのに 君はもう手を伸ばしてはくれないの?
もう外は寒くなる時期だね
君から電話がない朝 何もする気がないよ
夢から出れずにただ…どこにも行きたくない
彼はこんな時どうするんだろう?
月のない夜は暗くて寒いね
何故だろう
そんな夜に僕は僕を忘れたくなる
ねぇわかる?
独りは何故か寂しいよ…
君の冷えた手を
僕はもう温めてあげることはできないの?
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