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私はあれから余計にホスト遊びがひどくなった。
色恋をすごく嫌悪した私は逆にホストに色をかけて枕もしていた…。
ホストなんて少し指名して高いボトル入れたら簡単。後は家に呼んでヤったら二度と指名しない。
ある時は従業員が30人くらいいる店で10人くらいはやった。
全くもって最低な事をしていた。
もちろんホストは互いにそれを秘密にするから誰も知らない。
完全に私はホストをバカにしていたのだ…。
そんな時、私は初めて行ったホストクラブを思い出した…
(久しぶり行ってみようかな…)
もうシンはいない。
だけど従業員とはたまにメールしてた。
なんとなく、な気持ちで私は店に向かった。
「葵!」
ふと声をかけられる。
「あ。未來!」
「久しぶりや~ん🎵この前は変なとこみせてごめん💦」
この前とは前作で未來が本カノとモメてるのを目撃したことだろう。
「えぇよ。ちゃんと仲直りできた?」
「うん。まぁ…」
「歯切れ悪いなぁ。どうせホスト辞めないなら別れる!て言われてんやろ。」
「ズバリです…」
「大変やな。でも本気ならちゃんと考えてやらな。」
と言うと
「でも元は俺の客やってん。俺一目惚れしてずっと追いかけてたんやけど信用できひんて…でも頑張ってやっと付き合って一年くらいたって今頃…」
「未來が人気でてるから不安なんやろ。」
「…らしい⤵」
「本気なら大事にしたりや」
「ありがとう。あ。今日もしかしてウチの店くるん?久々やん⤴」
「なんか…ふと来たくなってさ。シンももうおらんし新しい子でもいるかなと」
「なら今丁度新人おんで🎵東京からきた子でなんと元自衛隊⤴まだ指名貰ってないから気に入ったら場内いれてや😃」
へ~…東京かぁ。
しかも新人…指名なし。
いい感じ🎵
「ならいこか⤴」
「了解🎵」
私達は二人で店に入った。
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