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『はぁ?』 「ふふっ…。そーゆー顔も可愛いね」 意味わからんな とうとう末期か? 「可愛い君にはご褒美をあげなきゃね」 くいっと俺の顎を持ち上げ、深く口付けられた 『ん゙む゙!?んーんー!!』 ドンドンと胸を叩くがびくともしない 『んむ゙ッ!む゙ーむ゙ー』 その内酸欠で死にそうになった 「色気ない声………」 やっと口を離されたと思いきや、一言目がこれ 殺すぞ白髪 『なんでお前は会う度にキスをするんだ!酸欠で俺を殺す気か!?』 「まさか。君が可愛いからだよ」 睨むがコイツには効果がない。………らしい 「上目遣いで誘ってんのかな?」 『誰が誘うか!!死ね!今すぐ消えろ!』 すいませんね!! お前より小さいから自然とこうなるんだよ!! 「お姫様はご立腹みたいだね…。仕方ないなぁ……今日は帰るよ……また来るね」 『もう二度とくんな!!』 アイツにはいつも振り回されてばかりだ  
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