薬に頼らない!

4/8
前へ
/314ページ
次へ
『はぁ?』 抱いてください? 「媚薬を使って僕を抱いて、その技を彼女に使いましょう!」 ニコッと笑う彼を断りきれなかった 「さぁ、しましょうか」 薄暗い路地に誘われて今、壁に背を付けている彼に誘われている 間近で見ると可愛い顔をしている 白い肌 大きな黒い目 長い睫毛 茶色くふんわりとしたくせっ毛 ぷっくりとしたピンクの唇 可愛い そこいらの女よりも もしかしたら、俺の元カノよりも 「さぁ、早くしましょう?」 白く小さな手に頬を触られる 欲情した自分が恨めしい 『……ッ……知らないぞ!後で後悔しても!』 「後悔なんてしませんよ…。……貴方に抱かれるなら……」  
/314ページ

最初のコメントを投稿しよう!

159人が本棚に入れています
本棚に追加