決着!

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剣豪達は九条に一斉に斬りかかっていた。だが、九条はその攻撃をかわして攻撃をした。カウンターというやつだ。1人ずつ数が減っていく。そして、最後の1人になった。 「最後の1人だな」 九条はその1人に槍を向けた。その1人は笠を深くかぶっていた。 「まず、笠を外せよ!」 九条は槍を思いきり振った。だが、そこには相手はいなく槍が風を斬る音だけが響いた。 「まだまだだな、坊主」 相手は九条の後ろにいた。九条はすぐに向きをかえ槍を構えた。 「お前!いったい何者だ!?」 「俺か。俺は谷 弁慶。槍使いだ。」 谷は親切に九条の質問答えた。 「坊主。お前、力は強いが槍の使い方はまだまだだ。俺が教えてやるよ。」 谷はそう言うと笠を外して槍で突いてきた。速い。原田の突きよりも速い。そして、強い。九条は間一髪で避けたが後ろにあった柱は粉々になった。 「なんてぇ突きだよ!こんなんくらったらやべぇなぁ!」 九条も突き返す。今度の突きは回転かけ威力も速さも増していた。 だが、谷は驚きもせずにその突きを槍で受け止めた。 「なんだと!?」 九条は驚いた。だがその瞬間、谷は九条の槍を払い攻撃をしてきた。九条は避けることができずに腹に当たってしまった。
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