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隼人は昼休みまで眠り続けていたのだか。
『………また魅白くんは寝ている』
『あの人いつも寝てるよね?』
『せっかくカッコイイのに』
周りの女子の声で隼人は起きた。
「ったく……うるさい……」
面倒くさそうに頭を掻くと隼人はカバンを持って教室を出ようとしたが……
「おい魅白、ちょっと待てや」
三人の不良に絡まれた。
「魅白ぉーちょっと一緒に遊ぼうぜぇ」
「………まぁ、いいだろう。暇つぶしになればいいし」
「チッ生意気な……まぁいい。ちょっと体育館裏辺りで遊ぼうや」
「いいから早くしろ……」
「じゃあ行くか」
そうして隼人と不良は教室を出た。
その後教室の中は騒然としていた。
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