暖かな朝

暖かかったとき

ママのお乳をもらうときボクは気になることがあった。

ママの身体にはたくさんのキズがあるのだ。

ボクはある日そのキズについて聞いてみた。

『ねぇ…ママ。そのキズは何？どうしたの？』

ママはボクの顔をペロペロとなめながら言った。

『…うん。ぼうやがもう少し大きくなったら教えてあげるね。』

う～ん

ますます気になる…
しかしママはあまりそのキズについてふれてほしくないみたいだった。
ママが話してくれるまで待とう。

ボクはそう心に決めて、そのキズについてはもうふれないことにした。