序章

3/3
前へ
/95ページ
次へ
小さい頃 先生や親から 夢を持ちなさい 目的を持ちなさい 良い学校へ行きなさい と言われてきた 世の中もほとんど知らず 選択肢すらない状態で 夢を持つことは難しい 勉強に励み 進学をし 夢を決める時間稼ぎするのが いっぱいいっぱい 大学までは入学したが 目的のない人生を 歩むのはつまらない 二年生の時に辞めた 母親は毎日のように 声をあげて泣いた そこにいるのが辛く 家を出て一人暮らしを始める
/95ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加