一枚目の切符

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ビルの屋上に座りレイナがその様子をずっと見ていた。 レイナ『……西脇梅子……あの子よね。でも、さっきはアヤメと名乗っていたけど…』 肩に停まっているカラスに向かって話し掛けた。当然返事は返ってこないがそのまま話を続けた。 レイナ『まあ切符は嘘をつかないから。もう少し様子をみましょうか』 立ち上がりアヤメと男のあとを追った。
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