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突き刺すような冷たい空気の冬の朝。眩しい陽の光が部屋を照らし、起床時間だと知らせてくれる。
どんなに冷たい空気の冬でも目覚めるといつも君は僕と一緒にいてくれたね……
どんなに僕の機嫌が悪くても、悲しんでいても君は優しく暖かく僕を包んでくれたね……
僕は君がいなくなるなんて想像ができなかった……
ずっと、ずっと一緒にいたいと思った……
君の暖かさに甘えていたかった……
けど時の流れは残酷でずっと一緒にはいられない……
二人を引き裂く音が聞こえた気がした……
悲しくて愛おしくて涙がこぼれた……
ピピピ……ピピピ……ピピピ……
ふぁぁ……目覚ましか……まだ寒いなぁ。
愛してるよ……布団君。……夏以外は。
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