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そのとき館にミサの声が響いた。
ミサ「ドンナワナガアルカハ、ワカッタダロウ。ココカラハ、1ツノヘヤニ、1リシカハイレナイカラチュウイシロ。」
拓也「…1つの部屋に1人しか入れないか…。しょうがない。みんなバラバラになって探そう。」
紗英「そんな…。怖いよ…。」
正直俺も怖い。
この館で1人になるのは、そうとうな恐怖だ。
龍「仕方ないだろ。このままだと、どうせ殺されるんだったら探すしかない!俺は五階を見てくる!」
そう言うと龍さんは1人で階段を上っていった。
拓也「しょうがない。俺は一階を見る。悟は二階、紗英と空は四階を頼む。探し終えたら三階へ集合だ。」
空「…わかった…。行こ、紗英さん。」
紗英「わかったわ。じゃあ、必ず生きて会おうね!」
空さんも紗英さんも階段を上っていった。
拓也「悟も頼む。」
俺「…あぁ。じゃあ、行ってくる。」
こうして俺は二階へと上がった。
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