中学生

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そんなわけで大人しいタイプの人間になっていった俺は彼女ができるわけもなく、2年生になった頃、親の都合で引っ越すことになった   学校での送別会が終わった後、一人の女の子が声をかけてきた   ヒロミ「体に気をつけてね😆」   満面の笑顔でそう言った   俺はこの子のことが可愛いなと思ってはいたが声をかける勇気もなく、特に仲がよかったわけでもなく会話もまともにしたことのない子だった   気になっていた子だったので突然声をかけられ緊張で引きつった笑顔を返すことしかできなかった
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